サーバ仮想化環境の為のストレージシステム入門

自宅(社内)でFCのSANの検証環境を作成するにはどうすればいいか、という講義でした。ストレージシステムの基礎からの説明があり、自分自身復習できたので良かったと思います。

ストレージシステムとは

ディスクアレイ装置+接続機器+接続ツール

SANとNAS

  • 構造は根本的に違う
  • SANはディスクとして見える。RAWデータ格納向け
  • NASはファイルが見える。データの共有向け

ストレージシステムの動向

  • 現在の主流はFC
  • コストの観念からiSCSIが注目されているが、遅い(1Gbps)。
  • FCoEは比較的新しい規格だが、拡張されたEthernetの機器が必要になる。

仮想環境でSAN、NASどちらがいいか

  • 仮想環境を構成するソフトウエアがNASよりもSANに対応しているものが多い。
  • OS自体の起動はSANでないとできない

自宅でSAN環境を構築するには

  • 使うソフトウエアの決定→H/Wの決定・購入→構築。
    • H/Wは、FC-HBA(ストレージ側※要ドライバ確認、サーバ側)、FCケーブル、FCスイッチの3点が必要。ヤフオクとか利用して型落ちの機種等購入すれば、3万円ほどで構築可能。
    • ストレージはいいものを買う
    • 19インチ簡易ラックは大変便利